ジョージア国立舞踊団を観てきたので、チケット譲ってくれた人へお礼の食事。
メインがラムだったんですが、他にもそれっぽいの作ってみたので記録。
#ビーツサラダ
香川県ってビーツ、けっこう農家さんが作ってるんですね。商店街の水曜朝市で手に入るってことが判明。玉が小さくて葉が多いってことは、葉っぱが「売り」なのかな。でも生のビーツがこうも簡単に近所で買えるとは思ってもみなかった嬉しい事。キメが細かくて甘くて美味しい!きゅうりとトマトは大きく切って、レタスと輪切りの赤玉ねぎ。茹でたビーツのせて。意外に合うのがシーザードレッシング。サワークリームが日本はめちゃくちゃ高い!しかもあんな少ない量では話にならんので、このドレッシングで代用。これにマヨネーズ足したの、ロシアの人が食べたら、たぶん美味しいと喜ぶと思う。
#サリャンカ
酸味のあるスープです。酸味は、お酢でも柑橘果汁でもいいと思う。ピクルスの汁を使うと本場っぽい味になる。うちはスダチとカボスの果汁で代用。ラム肉の端切れ、ビーツの葉っぱ、にんじんを炒めて煮込んでます。あっちの人はきゅうりのピクルスのみじん切り入れてたので、私はキュウリの古漬け入れてます。発酵食品入れるのが味に深みを出すんだと思う。
#ヒンカリ
ジョージアの大きな茹で餃子。
これは前々から1回作ってみようと思ってたんだけど、やっとこの日挑戦したわ。皮のモチモチ感がうまくいくかなと躊躇してたんだが、旦那に言わせると「こりゃほぼ現地で食べたのと変わらないデキ!」と珍しく褒められた。
実は、この皮、「讃岐うどん」と同じ作り方。強力粉と水と塩、それに自分の理屈で油を少し足して、捏ねて捏ねて、足で踏んで、練り上げた。包み方は古い記憶を思い出しつつ。
具はラム肉と玉ねぎと香菜とディル。包んだてっぺんはハサミでスパッと切り落とすのがあちら流。それをたっぷりのお湯で茹でるんです。
ヒンカリの皮と讃岐うどんがこんなところで結びつくとは!1人ニタニタしながら作ったわ。
サワークリーム(スメタナ)を付けながら食べるんですが、私はこの食べ方はあんまり好みじゃないんで何も付けず。具にしっかり味つけてるから大丈夫。旦那と客人はラー油醤油だったわね。
#ハチャプリ
ジョージアのピザパン。
これは研究の余地ありの出来だったなぁ。修行が足りん。まず生地だが、最初ピザ生地で作ってみたら、これは食感がぜんぜん違った。次にナンの生地が近いんではとやってみたが、これも違う。結局、これはパン生地だなとホカッチャの生地で再挑戦したら最も近くなった。チーズは流石に日本中探しても本場の「イメルリ」ってのはないだろうし、高松にゃチーズ専門店ってのはないから、スーパーで溶けるチーズ数種とチーズフォンデュ用のレトルトパックを使った。どうしても船形の「アジャリ風」ってやつを作りたかったんだがこれじゃダメね。半熟卵を乗っけて、パンをちぎりつつ絡めて食べるのが本格的なんだが、パンのちぎれ具合が悪く、ふわっとした感が感じられなかった。味的には悪くないんだが。
ってー事で、久しぶりに「考えて作る料理」をしたら、頭が痛くなったぜ。ガハハ。